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2006年09月20日

手帳カバーについて

発売まであと12日

みなさん、こんにちは。

久しぶりにオーソドキシーのインタビューの続きです。
またまたスゴイ話が出てきますよ。

オーソドキシーの商品は、工場で作るような大量生産方式ではなく、
オーダーメイド方式で、一本一本、職人が製作しているそうです。
なぜ、一見、そんな非効率的な方法で製作するのでしょう?
その理由を今野さんに伺ってみました。
R0013990.JPG

「そもそも、オーソドキシーの革と製法だと、量産は不可能なんです」
といきなり先制パンチです。

「オーソドキシーの革は昔ながらの基本的な方法で手をかけて作られているので、一般的に工場で使われる革に対する縫製法、たとえば、『へり返し』といった方法を使わないでつくることができるんです」

へり返しとは、革の端を折り返して縫う方法です。
一般的な革小物のほとんどはこの方法で製作されています。
そのへり返しではない方法って何なんでしょう?

「革のコバ(端)を見てもらえると分かるんですが、この部分を磨いてニスを塗って仕上げています。この『みがき』仕上げこそがオーソドキシーの特徴の一つなんです。この方法でつくると、とても丈夫にできるんです。オーソドキシーの革だからこそできる仕上げ方法です」
IMG_0133_2.JPG

「ちなみに、みがき仕上げだと、コバがとてもきれいで、しかも全体がコンパクトになります。そのために、オーソドキシーの商品は、表だけでなく、裏も同じ革を使っています。だから、みがき仕上げができるんです」

市販の革小物にも似たような仕上げのものがありますが、
塗料を厚く塗っているのが普通です。
こんな風にニスだけで仕上げているのは、
あのエルメスぐらいしか見あたりません。
ちなみに、職人がこのみがき仕上げの技術をマスターするだけでも、
少なくとも1年はかかるとか。
だから、オーソドキシーの商品は、
熟練職人が一つ一つ時間をかけて磨いていくしか、
作りようがないんだそうです。

また、この方法で製作すると、
内部に芯を入れる必要がなく、軽くて丈夫なものができます。
オーソドキシーのカバーを手に取ってみると、
とても軽く感じるのはそのせいなんですね。

「あとは、部位ごとに革の厚さを変えています。緻密な計算で組み合わせています。これもライン生産をとらないオーソドキシーの製作方法だからこそできるやり方です」

ぱっと見ただけでは、見過ごしてしまうような細かいところに、
オーソドキシーならではの技がこめられているのですね。
これからは、革小物を見ると、ついついコバに目がいってしまいそうです。
オーソドキシー・ギャラリーも、コバに注目してもう一度ご覧になってくださいね。

ortho2007top2.jpg

投稿者 Nogulabo : 2006年09月20日 01:54

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