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2010年10月30日

その他なんでも

スリップオン 取材

革小物で有名なスリップオン。
イームズ、ブッテーロ、ミネルバボックスのカバーはすべてスリップオンで製作してもらっています。
この度、スリップオンにおじゃまして、営業部統括マネージャーの三好さまにお話を伺いました。
カバーに関する興味深いお話を伺えましたので、ご紹介します。

1pic6.JPG

(島中:ノグラボ)製法でのこだわりを教えてください。

(三好Mgr:スリップオン)縫製した後に製品に「コバ磨き」をかけております。コバとは革の端、切り口のことです。「コバ磨き」をかけると見た目が美しくなり、磨かれることにより耐久性が増します。

(島中)イームズの製法ですが、へり部分の特にコーナーにこだわりがあると聞きましたがどういうことなのでしょうか。

(三好Mgr)「菊よせ」と呼ばれる職人さんの技術なのですが、へり返しをして角の部分を、専用のヘラでキュッキュッと均等に寄せながら接着しています。
国内外問わず納期の少ない大量生産品などでは、ここが単に折り返してあったりすることも多いのですが、自社では「菊よせ」にこだわりたいので海外の工場でもやっていただいております。職人さんには磨きが得意な方と菊寄せが得意な方がいらっしゃいますが、菊よせの丁寧な技術を持った職人さんがいらっしゃるということが条件で工場を探していました。
ただ短時間でとても丁寧に等間隔で菊よせするということはすごく技術がいるみたいです。
何カ所か見学に行った海外の工場の中の一社にその方がいらっしゃったのでサンプルを何点か試作後、取引を始めました。その工場では、その部分だけを専門とする職人さんがいらっしゃって毎日毎日その作業を中心にされているので、私たち素人が見て、すごいなと驚かされました。
実際現場に行って見て、自分たちが思っていた程、簡単なものではなく、昨日今日練習して直ぐに習得出来る技ではないと感銘うけました。
一般的に良くわからないくらいのレベルかもしれませんが、何ミリ何幅ということよりも見た目の美しさを重視してもっと技術のあるところを見つけられたらいいなと思っておりました。立花社長もその工場を見つけるのは実際かなりの時間を費やし、大変だったと言っておりました。


(島中)このへり部分もとてもきれいですよね。

(三好Mgr)「玉取」と言いますが、以前ファブリックメーカーさんと弊社の扱うレザーでの製品を作りたいという依頼があり、色々な工場にオファーを出しサンプル製作をお願いしてみたところ、一社がこの玉取をしてくれて、とても綺麗な仕上げでだったので、ファブリックのメーカーさんにも喜んで頂きました。
弊社ではそれ以後頻繁にこの製法をお願いするようになりました。

2pic4.JPG

(島中)革を仕入れる際にこだわっているポイントを教えてください。

(三好Mgr)ブッテーロは、10年ほど前に職人さんにご紹介頂きました。
それまで自社では3種類の「植物タンニンなめし」と言われる、使えば使う程味がでる(使うとオイルがどんどん出て経年変化が楽しめる)という革が好きで使用してきましたが、店頭に置いてあるとあまり魅力を感じにくい一見普通なマットな革という印象を受けるものでした。 
でもブッテーロはそれまでのもとと印象が違いました。サンプルを見せて頂いたのですがとても綺麗なツヤが出ていて、そして私たちの好む植物タンニン製法で作られたと教わり驚かされたのです。
大体始めからツヤが出ているものというのは、クローム製法といわれる色々な化粧をしてしまっているものが多いです。
今では普通に扱っておりますが、その時はこの革の色や質感には本当に感激致ししました。特に色の鮮やかさが格別でしたし。
それから堅牢で可塑性に富む素材のため、長期使用にも耐えることができるというのもこの革の魅力の一つです。

4img_buttero.jpg


(島中)ミネルバボックスの事について教えてください。

(三好Mgr)ミネルバボックスはうちのスタッフは皆大好きで、ほとんどのものが何かしらこの素材の製品を個人的に使用しています。
やはりエイジングが楽しめる革なのでこの良さを知ってしまうと虜になってしまうようです。
先ほども言いましたが、経年変化で使っていく内にどんどんオイルが出て行くのでツヤ感が出てきます。
ただミネルバボックスは植物タンニンなめし製法の中でも牛脂のオイルを使用した「バケッタ製法」で作られていて、
本当に時間とコストがかかるという事から一時は工場を閉鎖するというお話しもあったそうです。世界的にも希少なタンナーの1つですしやめて欲しくないですよね。
それから名前のミネルバボックスのボックスはイタリア語では凸凹という意味があるようで、革1つ1つに異なる「シボ」感があることを意味しているようです。
ブッテーロもそうですが、十二分に油分が使用されていますのでメインテナンスは乾拭きのみで問題ありません。そこもタンニンの魅力です。


5%20247_4_l.jpg


革のこと、製法のことを、とても丁寧に詳しくお話いただきました。
知れば知るほど、実際に手に取ってみたくなるカバーです。


投稿者 Nogulabo : 2010年10月30日 05:51

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