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2007年05月05日
柑橘系ビター
Webとの連携を考える(2)
私は、紙の手帳とWebを連携させる手軽な方法として、QRコードの活用に注目しています。
そこで、今回はこのQRコードの超整理手帳への利用の可能性について考えてみたいと思います。
2.アナログからデジタルへ
(2)どのようにデジタルデータ化するか
●QRコードの活用
携帯電話のカメラでスキャンするだけで、紙に印刷したQRコードを解読することができます。ホームページのアドレスやメールアドレス、電話番号などは携帯電話に手で入力するのは結構手間がかかりますが、これらの情報をQRコードとして紙に印刷しておけば、簡単にホームページにアクセスしたりメールアドレスや電話番号を入力したりすることができます。 また、地図の表示されたページのアドレスをQRコード化して紙に印刷しておけば、いつでも簡単に携帯電話でその地図を表示させることができます。
最近は、名刺に住所、氏名、電話番号等のQRコード化しものを刷り込んだり、年賀状にメッセージをQRコード化して印刷したりする人も増えてきています。 また、パソコンや携帯電話の画面に表示されたQRコードを携帯電話のカメラでスキャンすることもできることから、携帯電話で特定のホームページにアクセスしたり、携帯電話でのアドレス、電話番号交換することも容易に行えます。
●レストランリストの地図表示への活用
携帯電話やPDAは膨大なデータベースであるWebにアクセスし、それをいつでもどこでも表示できる素晴らしいツールです。ただ、画面が小さく一覧性に欠けている点やその場で迅速にメモできないという点で紙ベースの手帳には劣っています。そこで、携帯電話やPDAは膨大なデータベースからのアウトプットのためのツール、紙ベースの手帳は広い画面でスケジュール等を一覧したり(情報同士の関連性を一目把握できる)素早くメモしたりするためのツールという棲み分けが必要となってきます。
以下に示したものは、超整理手帳用にエクセルで創ったレストランリストです。例えば、新宿近辺で飲みたいという時に、このようなリストを見ると一目でどのような選択肢があるかを把握することができます。その店の特徴の書かれたメモを見て、営業日や営業時間やおおよその場所を確認。ここに決めたとなれば、QRコードに携帯電話をかざして地図を表示させる。実際に行ってみてお勧めのメニューなどがあれば、特徴欄にメモをしておきます。(私の場合、大人数でいくということがあまりなく、事前に電話で予約することもないので、電話番号はQRコード化していませんが、必要に応じて電話番号のQRコードも載せておくと便利だと思います。)
これは、アナログ手帳である超整理手帳とデジタルデータベースであるWebとの連携を上手に使った例といえるでしょう。
●携帯電話で地図を表示させるQRコードの作り方
携帯電話で地図を表示させるためのQRコードは簡単に作ることができます。手順は以下のとおりです。
1.パソコンでMapionのホームページにアクセスする。 http://www.mapion.co.jp/
2.「地図検索」の「住所」に住所を入力して、「住所で検索」をクリック。
3.上のほうにある「モバイル」をクリック。 → QRコードが表示されます
4.QRコードの上にカーソルを持ってゆき、左クリック → 右クリック → 表示されたメニューから「画像をコピー」を選択
5.エクセルを起動(QRコードを貼り付けたいと思うソフトを起動させます) して、QRコードを貼り付けたいシートを開きます
6.編集 → 貼り付け で、QRコードが現れます
このようにして作ったQRコードは、ドラッグすることで大きさを替えることができます。携帯電話でスキャンしてみて、認識しやすい大きさに調整しておきます。
例を下に挙げてみますので、これを直接ご自分の携帯電話でスキャンしてみてください。地図が現れるはずです。
まだ、携帯電話でQRコードを使ったことがない方もいると思いますので、携帯電話の操作方法が載っているページを参考のために以下に載せておきます。 詳しくは、ご自分の携帯電話のマニュアルをご参照ください。
http://eggs.csmdj.com/2006/04/post_5.php
Do Co Mo (i-mode) http://www.hourin.com/takayuki/mhpqri.html#F900iC
au (EZ web) http://www.hourin.com/takayuki/mhpqrez.html#W21SA
soft bank (Yahoo! ケータイ) http://www.hourin.com/takayuki/mhpqrj.html#V601T
の「バーコードリーダーの起動方法」を参考にしてみてください。
●そのほか、名刺の内容や特定のURLや自分の好きなメッセージ等をQRコード化することができます。
以下のページをご参考に試してみてください。
http://qr.netapeta.com/colorful.html
http://qrcode.online-maker.com/index.html
●QRコードで書かれたブログページや活用方法について書かれたページもあります。
http://www.e-tatsujin.com/qr/omosiro/
http://qr.quel.jp/katsuyou.php
●カラーコードというものも出てきています。
韓国で開発されたカラーコードというものもあります。こちらのほうがカラフルで、遠くからでも認識できる等長所がありますが、使用のためには対価を支払う必要があるようで、どれだけ日本で普及するのかは不透明といえるでしょう。
これに対して、QRコードはデンソーが開発したものですが、「JIS規格やISO規格に制定されているQRコードの使用に対するライセンス等は必要なく、誰でもご自由にお使い頂けます。」とされていることもあるのでしょう、いまや雑誌やホームページや新聞広告等々あらゆる場面で利用されています。このコンセプトは、基本ソフトであるリナックスや超整理手帳のコンセプトにも通ずるものがあるような気がします。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。http://www.qrcode.com/
さて、いかがでしたでしょうか。アナログの超整理手帳とデジタルのWebをつなぐ架け橋としてQRコードは大きな役割を果たしてくれそうです。一度お試しになってみてください。
では、またお会いしましょう。
投稿者 柑橘系ビター : 2007年05月05日 00:00
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コメント
QRコードを紙に出力して超整理手帳と連携するというアイディアは、斬新でした。この方法ウが、携帯電話にURLとして登録しておく場合と比較して、いかなる場合に有利かといった点をもっと探っていけるとよいのでしょうね。
投稿者 pen : 2007年05月04日 18:45
penさん、こんばんは。
この店の情報を知りたいとか、この店のホームページにアクセスしたいとか、この店に電話をかけたいという場合には、携帯電話にそれらの情報を登録しておくほうが便利だと思います。実際、私も携帯電話に、よく行く飲食店の電話番号や地図(JPG画像)を登録してあります。
では、QRコードを超整理手帳に印刷しておくメリットはどこにあるのでしょうか。
●上記のような行動を起こす前の段階、つまり、どこに行こうかと検討する段階では一覧性が重要になります。たくさんの飲食店の中からどれにしようかと検討する時には、個々の店の特徴や場所や営業時間帯等を総合的に勘案したいものです。携帯電話のデータだと、せいぜい店の名前と営業時間くらいを一画面に数店舗分表示させて、スクロールして選び、よさそう店をクリックして、店の場所や特徴等を確認するといった操作が必要になります。たくさんの選択肢の中から一目で、店の特徴や場所や営業時間帯等々を一括して概観して目的のものを探すというのには適していないと思われます。その点、A4サイズの用紙が使える超整理手帳だと、見本でお示ししたような飲食店のリストで、二十数店舗の様々な情報を一目で概観して目的のものを探すことができると思います。
これに対して、検討したり探したりする必要はなく、ピンポイントでここの情報を知りたいとか、ここに連絡を取りたいとかいった場合には、携帯電話に必要な情報を登録しておくほうがずっと便利だと思います。
●もう一つの超整理手帳用の紙のシートを使うことのメリットは、いつでもどこでもメモを迅速にとれるということだと思います。レストランでこれはいいと思ったメニューがあった時には、さっと飲食店リストの特徴欄やA7メモ帳にメモを取るほうが、携帯電話のレストランリストの特徴欄にインプットするよりどれほど簡単なことか。
でも、そのおいしそうな料理の現物を携帯電話のカメラで写しておけば、後から役に立つこともあると思われます。
●以上のようなことから、QRコードを紙に印刷しておくのが有効なのは、どちらかというと個人的に使用するものよりも、汎用的なものの方といえるかもしれません。例えば、Mouraのサイトのレストランのリストには地図が印刷されていますが、小さかったり、範囲が限定されているので、もう少し大きな地図にアクセスできるQRコードがついていた方が便利ではないでしょうか。また、電話番号もQRコード化されたものが印刷されていた方が便利ではないでしょうか。
携帯電話へのデータの登録と超整理手帳へのQRコードの印刷は、それぞれ、各人の必要性や使用する目的などに応じて使い分けをすることで、それぞれの特性がより生かせることになるのではないかなあと、考えています。
●こういった議論は、超整理手帳の本質に迫るもののひとつかなあと、自分では思っています。penさんのご意見もお聞かせいただけたらと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿者 柑橘系ビター : 2007年05月04日 22:13
オフ会ではお世話になりました。隣の席でアイテムを見せていただいて大変参考になりました。
<Google Calendarの予定を「超」整理手帳のフォームで印刷>
先日のオフ会で、野口先生よりお話があったアナログとデジタルの融合というお話を現在できる範囲で自分なりに解釈し、作成したツールでGoogle Calendar(デジタル)のスケジュールを「超」整理手帳(アナログ)のフォーム(A4に4週間を4段)で印刷し手帳に挟んで使っています。
作成したツールはエクセルでGoogle Calendarのスケジュールを自動取得し、「超」整理手帳のフォームを作成し印刷するものです。
最初にGoogle Calendarの設定をしておけば、あとは開始日を入力するだけで、「超」整理手帳のフォームにしてくれます。
これを「超」整理手帳に挟んでおいて、新しい予定を書き込みます。
手書きのものは新しい予定という事なので、これらをまたGoogle Carendarに入力して、印刷しての繰り返しになります。
既に入力されている予定は活字、新しい入力されていない予定は手書きと見分けがつくので、漏れなくアナログとデジタルの整合性がとれます。
(http://stationeryfun.blog81.fc2.com/blog-entry-36.html)
投稿者 こじぞー : 2007年05月17日 13:16
こんにちは、こじぞー様。
楽しいオフ会でしたね。
手帳でのアナログとデジタルの融合というのは、本当に大きな課題だと思います。私も野口先生と同じようにいろいろなPDA的なものを使ってみましたが、そのたびに挫折してきました。結局は、スケジュール管理は紙の手帳が一番、となってしまっています。
これは、デジタル機器は即時入力に難点があるのと、一生懸命入力しても結局は清書するための道具でしかないためでしょう。
しかし、ノーツのようなグループウェアやグーグルカレンダーでスケジュールを何人かで共有して管理している場合に、そのスケジュール表を超整理手帳の形にして印刷できれば大変に便利なのだと思います。
共有する自分以外のスケジュールはグループウェア上のデジタル化されたものをそのまま使い、自分のスケジュールのとりあえずの入力は超整理手帳に手書きする。そして、手書きのスケジュールをグループウェアに入力する。こうすれば、自分以外のスケジュールは常に最新のものを使うことができます。
この場合の問題は、自分自身のパーソナルなスケジュールと共有するスケジュールをどのように扱うかということでしょうか。
こじぞー様のスキルを使えば、グループウェアとの融合も簡単にできるのかもしれません。
ブログページを見せていただきました。わたしと同じように文房具に魅せられておられるようですね。
わたしにとっても、デジタルペン、電子ペーパー、アラームとの連携、・・・・まだまだ楽しそうな課題がたくさんあります。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿者 柑橘系ビター : 2007年05月19日 08:57





